胃腸の弱いケン太は、慌てて食べると吐き戻したりすることがありました。
犬に、「ゆっくり食べなさい」は通じませんよね。
我が家では、ドライフード(ゴハンの一部)を使ったノーズワークで、食事のトータル時間を延ばしています。
ノーズワークって何?
ノーズワークって聞いたことあるけど、なんだろう?
ノーズワークは、犬の嗅覚を使った遊びやスポーツ、お仕事のことです。
麻薬探知犬などのお仕事も、ノーズワークになります。
子犬から老犬になるまで遊べるので、わんちゃんのリフレッシュに効果的らしいです。
具体的にはどうすればいいんだろう?
最近は、ノーズワークのための犬用おもちゃもたくさん販売されています。
しかし、ワンちゃんが興味を持つかどうかわからないのに、買うのはためらわれますよね。
試しに、畳んだタオルの間に隠すなどから始めてみるのも、良いと思います。
犬にとって、ゴハンは大興奮の時間。
あっという間に食べ終わって、もっと欲しいと要求するコも多いと思います。
ケン太は去勢手術後に食欲が強くなり、いつもどおりドライフードをあげても満足せず、茶碗をひっくりかえすなどして暴れていました。
人間は、急いで食べると満腹中枢が働くまでにタイムロスがあり、食べ過ぎてしまうといいます。
わんちゃんも同じではないかと考え、ドライフードの一部を取っておき、色々なところに隠してみました。
麻薬探知犬や警察犬の訓練とは少し違うかもしれませんが、ケン太が楽しんで探しているように感じるので、我が家ではこの方法を実践しています。
我が家のノーズワークは道具いらず
我が家のノーズワークは、ケン太がゴハンを食べている最中に、そっと普段寝ているところや遊んでいるところに隠します。
初めのころは上手に探せないため、フードが食べられないことにイライラしたようです。
ある時は、フリース生地の下に隠したフードを見つけたけれど、生地をめくることができず、生地の上からチュパチュパ舐めて溶かそうとしていました。
その姿を見た家族は・・・愛犬のどんくささにドン引きしました。
今は、食事の後にフードを探すのが日課になり、上手に見つけられるようになりました。
始めは5・6個を隠していたのですが、見つけるスピードが速くなったため、10個以上隠しています。
ノーズワーク遊びで時間稼ぎのつもりでしたが、個数を増やさないとあっという間に終わってしまうようになりました。
遊びと頭の体操で、食欲をまぎらわせてもらってます。
最近、隠す場所が増えて、探すのに苦労するワン
これで、「おやつ欲しい」が減ったわけではありませんが、食事時間を長引かせることには成功しています。
興味がわいたら、わんちゃんのストレス解消や、雨ふりでお散歩ができないときなどに試してみてはいかがでしょうか。
特別な器具も道具も必要ありません。
いつものゴハン(おやつ)をちょっぴり取っておいて、普段ワンちゃんが使う場所などに隠すだけです。
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